ウィスキーは度数が高いお酒として知られている。いわゆる「ハードリカー」というやつで、「蒸留」という過程を経てアルコール度数を高める蒸留酒なので、だいたいアルコール度数は40~60%ぐらいになる。
ただし、ウィスキーは度数が高い代わりに、一杯が少ない。
ビール中ジョッキにはビールが300ml入っているといわれるが、ウィスキーのシングル1ショットには30mlの液体しか入っていない。およそ10分の1なのだ。
ビールの中ジョッキ1杯に入っているアルコールは300ml×5%×比重0.8=12gで、ウィスキーのシングル1ショットに入っているアルコールは30ml×40%×比重0.8=9.6gとなる。1杯あたりで体に取り入れるアルコールの量は実にビールの方が多い計算となるのだ。
(尚、「純アルコール量」は通常グラム表記される。時々、液体容量×アルコール度数までで計算が終わっている説明を見るが、最後に比重をかけるのをお忘れなく・・・)
純アルコール量は1日20gまで(多くても40gまで)が健康的なラインだといわれているが(参照:厚生労働省の健康日本21)、普段自分の飲んでいるウィスキーがどれぐらいの度数なのか、気になると思う。
そこで、今回はなんと100パターン以上のウィスキー銘柄を調べて、その度数と、シングル1杯当たりの純アルコール量を表にした。これが果たして何の役に立つのか、あるいは立たないかは置いておいて、軽い気持ちでざっと眺めて、知っているウィスキーを確認してもらえると嬉しい。
ただし、ウィスキーは度数が高い代わりに、一杯が少ない。
ビール中ジョッキにはビールが300ml入っているといわれるが、ウィスキーのシングル1ショットには30mlの液体しか入っていない。およそ10分の1なのだ。
ビールの中ジョッキ1杯に入っているアルコールは300ml×5%×比重0.8=12gで、ウィスキーのシングル1ショットに入っているアルコールは30ml×40%×比重0.8=9.6gとなる。1杯あたりで体に取り入れるアルコールの量は実にビールの方が多い計算となるのだ。
(尚、「純アルコール量」は通常グラム表記される。時々、液体容量×アルコール度数までで計算が終わっている説明を見るが、最後に比重をかけるのをお忘れなく・・・)
ウィスキーの1杯は30ml |
純アルコール量は1日20gまで(多くても40gまで)が健康的なラインだといわれているが(参照:厚生労働省の健康日本21)、普段自分の飲んでいるウィスキーがどれぐらいの度数なのか、気になると思う。
そこで、今回はなんと100パターン以上のウィスキー銘柄を調べて、その度数と、シングル1杯当たりの純アルコール量を表にした。これが果たして何の役に立つのか、あるいは立たないかは置いておいて、軽い気持ちでざっと眺めて、知っているウィスキーを確認してもらえると嬉しい。
- 熟成年数をまとめられるものはできる限りまとめた。(NAはNon Ageの略で、年数表記のないことを示している)
- データは2018年4月現在、日本で流通しているウィスキーのものだ。
- シングル1杯は30ml、アルコールの比重は0.8として計算
- 飲み方が何であれ(ハイボールでも水割りでもロックでもストレートでも)純アルコール量は一緒だ
以上、ちょっとしたトリビアとなれば嬉しい。
今宵もよいウィスキーライフを!