レビュー:キルホーマン 100%アイラ 2011 3年熟成 アイラ島の主張

KILChOMAN INAUGURAL RELEASE 100% ISLAY 2011 3yo(キルホーマン イノーギュラル・リリース 100%アイラ 2011 3年熟成)を飲んだ。85点。
キルホーマン蒸留所はアイラ島の蒸留所の中でもっとも若い。2005年に出来た蒸留所だ。今回のボトルは「100%アイラ島」がコンセプト。麦の栽培からボトリングまで、すべて島の中でやったようだ。


【評価】
グラスに鼻を近づければ、爽やかなピート香、夏の水しぶきを思わせるフレッシュネス。焦がした麦。しっとりとしていて、重くならず、だが香りの展開が物語を感じさせる。
口に含めば、爽やかな酸味とコク、このコクは厚みのある複数種の焦げとコク。順番では、焦げがくる、イチゴの甘みがくる、そして麦がくる。
潮の香りが後味に漂う、アイラ島のウィスキーの要素をまとめた主張を感じる一杯。

【Kawasaki Point】
85point

【基本データ】
銘柄:KILChOMAN INAUGURAL RELEASE 100% ISLAY 2011 3yo(キルホーマン イノーギュラル・リリース 100%アイラ 2011 3年熟成)
地域:ISLAY, アイラ島
樽:Oak, Burbon,  オーク、バーボン樽
ボトル:Distillery Bottle, オフィシャルボトル

美しいシャイニーゴールド

アイラ島にこだわったボトル

キルホーマンは「Islay's Farm Distillery = 農場蒸留所」
蒸留所なんだけど、麦も栽培しているという今となっては変り種蒸留所


ボトルの下にも「ISLAY'S FARM DISTILLERY」のエンボスが

アイラ島のウィスキーの主張を感じる一杯

アイラ島の唯一内陸部(と言っても小さな島だから潮風が吹いているに違いない)にあるキルホーマン蒸留所の位置を地図で確かめてみて。

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