レビュー:グレンモーレンジィ トゥサイル 底つき感がない・・・

The Glenmorangie TUSAIL(グレンモーレンジィ トゥサイル)を飲んだ。86点。
モーレンジのリリースする「プライベート・エディション」から。過去にはエランタなどがある。
このシリーズはいつも聞き慣れないゲール語のタイトルが付いているが、今回のトゥサイルは「大麦」という意味だそう。なんでも1960年代に登場した大麦のマリス・オッター種が一度は絶滅の危機に瀕したものの、最近見直されて一部の高品質クラフトビールに使用されているようだ。
毎度、責任者のビル・ラムズデン博士のチャレンジには感心させられる。

さて、どのような香味なのだろうか。

グレンモーレンジィ トゥサイル

【評価】
グラスを傾ける、魅入ってしまう金色の輝き。
すこしグラスを揺らして香りが立てば、麦、りんご、その他の美しいスパイスの調和。ふくよかなのにきりりとしつつ、おだやかなのにクッキリとした主張。
口に含む。水飴の後の黒焦げの樽。初夏の水遊び。ふかふかの柔らかな麦のベッドは、底つき感がない。
さわやかで美しい酒。

【Kawasaki Point】
86point

【基本データ】
銘柄:The Glenmorangie TUSAIL(グレンモーレンジィ トゥサイル)
地域:Highland, ハイランド
樽:Oak, オーク
ボトル:Distillery Bottle, オフィシャルボトル

Uはアキュートが付いている「Ú」

グレンモーレンジィのロゴは渦巻紋様

フロアモルティング製法

グラスを傾ける、魅入ってしまう金色の輝き。

麦、りんご、その他の美しいスパイスの調和

さわやかで美しい酒。









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