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Yuji Kawasaki そのウィスキーをもう一杯: Brand:Ichiro's(イチローズ)

レビュー:イチローズモルト秩父✕KUSUDA 黒と黄色・・・

イチローズモルト秩父✕KUSUDA(Ichiro's Malt Chichibu × KUSUDA)を飲んだ。65点。
国産ウィスキーのイチローズモルトは、埼玉県は秩父に蒸溜所を設立して8年が経とうとしている。また、秩父出身の楠田氏がニュージーランドでワインをリリースし始めて13年が経とうとしている。
このボトルは、KUSUDAワインの樽でイチローズモルトをフィニッシュしたものだ。

さて、香味はどのようなものだろうか。

イチローズモルト × Kusuda Wine


【評価】
グラスから立ち上る香りは、黒と黄色の混じった蘭。元気の良いアルコールがブドウの渋みを運ぶ。
口に含めば、情熱的な夜のランニング。走り込みを重ねた後の充実の疲れ。
疲れた後に眠れない夜。

【Kawasaki Point】
65point
※この点数の意味は?

【基本データ】
銘柄:イチローズモルト秩父✕KUSUDA(Ichiro's Malt Chichibu × KUSUDA)
地域:Chichibu, Japan 日本、秩父
樽:Kusuda Wine, クスダワインカスク
ボトル:Distillery Bottle, オフィシャルボトル


ラベルに大きく「KUSUDA」の文字

元気の良いアルコールがブドウの渋みを運ぶ。


走り込みを重ねた後の充実の疲れ







Yuji Kawasaki そのウィスキーをもう一杯: Brand:Ichiro's(イチローズ)

レビュー:イチローズモルト MWR どこかに優雅さを・・・

Ichiro's Malt MWR(イチローズモルト ミズナラ・ウッド・リザーブ)を飲んだ。83点。

イチローズモルトというブランドは2004年に設立されたばかりの会社「ベンチャーウィスキー」からリリースされている。ウィスキーの新しいブランドや蒸溜所が生まれることはとてもワクワクすることだ。世界でも多くの蒸溜所が生まれていると聞く。アメリカでは現在進行形で多くの小規模蒸溜所が生まれていると聞くし、今年WWA(ワールド・ウィスキー・アワード)でベスト・シングル・ウィスキーに輝いたのはタスマニアの蒸溜所「サリヴァンズ・コーヴ」で設立は1994年。一般企業で10年や20年といえばなかなか厚みのあるイメージを受けるが、1700年や1800年代から操業していますといった老舗がゴロゴロいるウィスキー蒸溜所の中では「新しい」部類に入る。

歴史があることと、新しいことは、どちらも同じほど素晴らしい。ウィスキー好きとしてはこれからも多くの蒸溜所による多種多様なウィスキーのリリースを期待するばかりだ。

さて、今回のMWRはMizunara Wood Reserveの略のようだ。ミズナラは日本の蒸溜所が用いることがある樽材で、独特の香味が付与される。白檀(びゃくだん)や伽羅(きゃら)などのお香を想起させるとよく言われる。日本人にとっては高貴なイメージとして結びつきやすく、ヨーロッパ人にとってはエキゾチックでより刺激的な香りと受け取られることもあるようだ。

さて、このボトルの香味はどうだろうか。

イチローズモルト ミズナラ・ウッド・リザーブ

【評価】
グラスを傾け鼻を近づければ、小石と小石の間をすり抜けるように流れていく水、川のほとりに石で釜を組んでおこなう飯盒炊爨(はんごうすいさん)。炊けていくご飯の甘い香り。誰かが取り出したチョコレート。
口に含めば、独特の木の苦味。深く突き刺さるような苦みではなく、どこかに優雅さを漂わせながら香り続ける。上質な川魚を焼いた時の皮の苦味のニュアンス。
ユニークな苦味のハーモニーを楽しむ一杯。

【Kawasaki Point】
83point

【基本データ】
銘柄:Ichiro's Malt MWR(イチローズモルト MWR)
地域:Chichibu, Japan 日本、秩父
樽:Mizunara, ミズナラ
ボトル:Distillery Bottle, オフィシャルボトル



イチローズモルトのラベルは葉っぱの形

埼玉は秩父にある蒸溜所

どこかに優雅さを漂わせながら香り続ける・・・




Yuji Kawasaki そのウィスキーをもう一杯: Brand:Ichiro's(イチローズ)

レビュー:イチローズモルト ポートパイプ 際どいバランスに遊ぶ

イチローズモルト 秩父 ポートパイプ(Ichiro's Malt Chichibu Port Pipe)を飲んだ。80点。
何かと話題になるイチローズの新作。ポートワインの樽でフィニッシュしたウィスキーだ。

ポートパイプで熟成させたイチローズ新作は、
濃いオレンジ色をしている。

【評価】
グラスを傾け鼻に近づければ、アルコールの強いブランデー、酸味の強いポートワイン、ジンジャー、テクスチャーはざらつき、スパイシーな樽香、香りの奥に渋み、ラムレーズンに生クリーム。
口に含めば、弾けるような強いアルコール、そのアルコールが燃える中に、潰したレーズン、樽の香りとレモン、海に近い河口でのボート遊び。この強気なスパイスで主張を押し通す、際どいバランス。なにかのきっかけでもろく崩れてしまいそうな。
休日のスパイスに、一杯遊びたいウィスキー。

【Kawasaki Point】
80point
※この点数の意味は?

【基本データ】
銘柄:イチローズモルト 秩父 ポートパイプ(Ichiro's Malt Chichibu Port Pipe)
地域:Chichibu, Japan 日本、秩父
樽:Burbon, Port Pipe バーボン、ポートパイプ
ボトル:Distillery Bottle, オフィシャルボトル


今回はコルクにもこだわりがあるようで・・

ポートワインの樽がやってきた産地のコルクを使用しているとか・・・
そんなことは別にラベルに書かなきゃいいのに・・真面目・・。

休日のスパイスに一杯。

ベンチャーウィスキーとしても紹介される秩父蒸留所の位置をマップで確かめてみて。

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