レビュー:イチローズモルト ポートパイプ 際どいバランスに遊ぶ

イチローズモルト 秩父 ポートパイプ(Ichiro's Malt Chichibu Port Pipe)を飲んだ。80点。
何かと話題になるイチローズの新作。ポートワインの樽でフィニッシュしたウィスキーだ。

ポートパイプで熟成させたイチローズ新作は、
濃いオレンジ色をしている。

【評価】
グラスを傾け鼻に近づければ、アルコールの強いブランデー、酸味の強いポートワイン、ジンジャー、テクスチャーはざらつき、スパイシーな樽香、香りの奥に渋み、ラムレーズンに生クリーム。
口に含めば、弾けるような強いアルコール、そのアルコールが燃える中に、潰したレーズン、樽の香りとレモン、海に近い河口でのボート遊び。この強気なスパイスで主張を押し通す、際どいバランス。なにかのきっかけでもろく崩れてしまいそうな。
休日のスパイスに、一杯遊びたいウィスキー。

【Kawasaki Point】
80point
※この点数の意味は?

【基本データ】
銘柄:イチローズモルト 秩父 ポートパイプ(Ichiro's Malt Chichibu Port Pipe)
地域:Chichibu, Japan 日本、秩父
樽:Burbon, Port Pipe バーボン、ポートパイプ
ボトル:Distillery Bottle, オフィシャルボトル


今回はコルクにもこだわりがあるようで・・

ポートワインの樽がやってきた産地のコルクを使用しているとか・・・
そんなことは別にラベルに書かなきゃいいのに・・真面目・・。

休日のスパイスに一杯。

ベンチャーウィスキーとしても紹介される秩父蒸留所の位置をマップで確かめてみて。

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