レビュー:ヘーゼルバーン 12年 手づくりのパイ・・・

HAZELBURN 12yo(ヘーゼルバーン 12年熟成)を飲んだ。83点。
ヘーゼルバーン蒸溜所はイギリスはスコットランド、キャンベルタウンに存在した。かつて竹鶴政孝(ジャパニーズウィスキーの父)が修行した蒸溜所として知られるが、1926年に閉鎖している。
今ではこの「ヘーゼルバーン」ブランドは同じ街にあるスプリングバンク蒸溜所が手がけており、毎年数千本の限定的な生産だ。ちなみに同蒸溜所のメインブランドである「スプリングバンク」はライトピート(すこし煙の香りがする)で、「ヘーゼルバーン」はノンピート(煙の香りがするピートを使用していない)。

さて、このボトルの香味やいかに。

ヘーゼルバーン12年

【評価】
グラスを傾けその香りを辿れば、艶やかな着物、紅、金、優雅な白い線。ハチミツとレモンが絶妙なバランス。透き通っているがとても深い。
口に含めば、ゆっくりと印象を裏切る。手づくりのパイ。カステラ、大き目のアメ。
穏やかな気持ちにさせる素朴さと深み。

【Kawasaki Point】
83point

【基本データ】
銘柄:HAZELBURN 12yo(ヘーゼルバーン 12年熟成)
地域:Campbeltown, キャンベルタウン
樽:oak, オーク
ボトル:Distillery Bottle, オフィシャルボトル

スプリングバンク蒸溜所から

ヘーゼルバーン12年 すっきりとした香りの3回蒸留

紅、金、優雅な白い線

穏やかな気持ちにさせる素朴さと深み





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