余市1988 25年熟成 シングル・カスク(YOICHI 1988 25yo Single Cask)を飲んだ。86点。
シングルカスクなので、必然的に数量限定である。
余市はよくシングルカスクの商品を出す。当然、世界にひと樽しかないため、希少感を演出できるほか、ブレンドしない原酒の出来を「どうだ」と世に問うかのようでもある。
(参考:ウィスキーの「シングルカスク」とは何か?)
札幌から西へ、小樽から西へ、余市蒸留所はそこにある。
シングルカスクなので、必然的に数量限定である。
余市はよくシングルカスクの商品を出す。当然、世界にひと樽しかないため、希少感を演出できるほか、ブレンドしない原酒の出来を「どうだ」と世に問うかのようでもある。
(参考:ウィスキーの「シングルカスク」とは何か?)
シングル・カスク 余市1988 25年熟成 |
【評価】
グラスを傾け、そっと鼻を近づければ、くぬぎの木の皮、ざらついたテクスチュア、若い木の蜜を見つけ、顔を近づけると、なんて甘いんだろう、と思う。夜の森の静けさを感じ、焚き木、有機溶剤、湧き水。風が吹いて木の葉が揺れて触れ合う音がする。
口に含めば、波の音が聴こえる。木の丸太に座って、焚き木を見つめる。潮の風が顔に当たる。赤いプラム(すもも)を木の枝にさして火に当て、表面を焦がしている。
夏の日の夜のこじんまりとした海辺のキャンプ。見上げれば綺麗な星々が見えるかのようなロマンティックさ。
【Kawasaki Point】
86point
【基本データ】
銘柄:余市1988 25年熟成 シングル・カスク(YOICHI 1988 25yo Single Cask)
地域:余市、北海道、Yoichi, Hokkaido
樽:Oak, オーク、新樽
ボトル:Distillery Bottle, オフィシャルボトル
樽番号100212 |
カスクストレングス、樽だし度数の62% |
潮の風が顔に当たる。 |
赤いプラム(すもも)を木の枝にさして火に当て、表面を焦がしている。 |
見上げれば綺麗な星々が見えるかのようなロマンティックさ。 |
札幌から西へ、小樽から西へ、余市蒸留所はそこにある。
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