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Yuji Kawasaki そのウィスキーをもう一杯: Brand:LITTLEMIL(リトルミル)

レビュー:リトルミル 1991 19yo Cadenhead's まるでゴツゴツした崖を・・・

CADENHEAD'SのLITTLEMILL 1991 19yo(ケイデンヘッドのリトルミル 1991年蒸留 19年熟成)を飲んだ。78点。

ケイデンヘッドといえば、スコットランド最古のボトラーとか、カクカクした無骨な瓶の形とかのイメージがあるかもしれない。少し前は一般的ななで肩ボトルだったようだ。(参考:ボトラーズとは?

リトルミルといえば、イギリスのスコットランドはローランド地方の閉鎖系蒸留所だ。閉鎖して、再開して、また閉鎖して・・・また復活する?そんな噂もあるが、もはやどっちでもいいだろう。このローランドという地方では、そんな閉鎖系蒸留所が多くて、やや切ない気持ち、郷愁にかられる・・・そんな思いを抱くウィスキー好きが多いかもしれない。

このボトルは、どのような香味だろうか?

リトルミル 1991 19yo

【評価】
グラスから立ち上る香りは、納品されたばかりの木の家のカタログの山。青リンゴ。機械オイル。裸電球。コイル。
口に含む。ばね仕掛けのおもちゃがあちこちに飛んでいく。厚みのある段ボール。青リンゴの痕。
まるでゴツゴツした崖を思わせるウィスキー。

【Kawasaki Point】
78point

【基本データ】
銘柄:LITTLEMILL 1991 19yo (リトルミル 1991年蒸留 19年熟成)
地域:Lowland, ローランド
樽: Bourbon (バーボン樽)
ボトル:CADENHEAD'S ケイデンヘッド


縦に「LITTLEMILL」と書かれたラベル

ボトルについているテイスティングノート

青リンゴ。機械オイル。裸電球。

ゴツゴツした崖を思わせる




Yuji Kawasaki そのウィスキーをもう一杯: Brand:LITTLEMIL(リトルミル)

レビュー:リトルミル1988 23年 WA&3R 小さな暖炉・・・

LITTLEMILL 1988 23yo Whisky Agency & Three Rivers(リトルミル 1988 23年熟成 ウィスキーエージェンシーとスリーリバースのWネーム)を飲んだ。87点。

世界でこのボトルは162本しかないが、特別高価というわけでもない。あるひと樽の原酒が素晴らしかったので、それをボトリングしたらたまたま162本とれて、発売しただけ――。そんな小回りの効くリリースの仕方は、大手蒸溜所やメーカーではあまりされないが、ボトラーと呼ばれる瓶詰め業者にとっては得意技だ。(参考:ボトラーズとオフィシャルの違いとは?

リトルミルといえば「今はもうない」閉鎖系蒸溜所だが、スコットランドでは最古の蒸溜所だったとされている。もう数年すれば、原酒もほとんどなくなっていくのだろうか。
さて、このボトルの中身はどのような香味だろうか。

リトルミル 1998 23年熟成

【評価】
グラスから香るアロマは、優しいチョコレート、溶けたロウと鉄分。まっすぐに伸びる針葉樹。小さな暖炉。
口に含めば、一瞬で解ける鉄と、赤い果実の果汁。イチジク。フレッシュな酸味。
ゆっくりと楽しむことのできる一杯。

【Kawasaki Point】
87point
※この点数の意味は?

【基本データ】
銘柄:LITTLEMILL 1988 23yo (リトルミル 1988 23年熟成 )
地域:Lowland, ローランド
樽: Ex-Sherry Hogshead, Oak, シェリー、オーク
ボトル:Whisky Agency & Three Rivers ウィスキーエージェンシーとスリーリバースのWネーム

ドイツのボトラー Whisky Agencyと、
日本のボトラー Three Rivers。
Three Riversは「三河屋さん」

この綺麗なラベルは
Whisky Agencyでは「アートワークシリーズ」と
呼ばれているようだ

一瞬で解ける鉄と、赤い果実の果汁

ゆっくりと楽しむことのできる一杯












Yuji Kawasaki そのウィスキーをもう一杯: Brand:LITTLEMIL(リトルミル)

レビュー:リトルミル 1965 31年 まるでメリーゴーラウンドの憧憬

LITTLEMILL 1965 31yo Signatory's Silent Still Series (シグナトリーのサイレント・スティル・シリーズ リトルミル 1965 31年熟成)を飲んだ。89点。

リトルミルはスコットランド最古の蒸留所と言われるが、1994年に閉鎖しており、それ以降はもう新たな原酒が出てくることはない。蒸留所の経営はとかく安定しない。失われていく蒸留所もあるし、その代わりに、新たに産声を上げる蒸留所もある。永遠はあり得ず、時が流れている、ということなのだろう。そんなことを思うと、今、この時代にたまたま出会えたウィスキーに対して、感慨深くなる。

サイレント・スティル リトルミル31年熟成

【評価】
グラスに顔を近づければ、すっきりとした香りに驚く!鮮やかな花々なのに、画用紙に描かれた水彩画のようなソフトフォーカスな印象。桃、プラム、オレンジ、イチゴなどの果物。
口に含めば、あっさりとしたバニラに、クッキーの粉。そして、まるでメリーゴーラウンドが廻るような鮮やかな憧憬が浮かぶ。
長熟だが、鮮やかさとソフトフォーカスの同居した、美しいウィスキーのひとつ。

【Kawasaki Point】
89point

【基本データ】
銘柄:LITTLEMILL 1965 31yo (リトルミル 1965 31年熟成)
地域:Lowland, ローランド
樽:Oak, Bourbon, オーク、バーボン
ボトル:Silent Still Series Signatory (シグナトリーのサイレント・スティル・シリーズ)

サイレント・スティル・シリーズ

ボトラーはシグナトリー

サイレント・スティル・シリーズは
現在稼動をしていない蒸留所のシリーズである






Yuji Kawasaki そのウィスキーをもう一杯: Brand:LITTLEMIL(リトルミル)

レビュー:リトルミル 1990 20年 WA & 3R ぬくもりのあるアニメーションのような

LITTLEMILL 1990 20yo The Whisky Agency & Three Rivers(リトルミル 1990 20年熟成 ウィスキー・エージェンシーとスリー・リバースの共同リリース)を飲んだ。83点。
リトルミルはイギリスのスコットランド、ローランド地方の蒸留所。でもすでに閉鎖している。もともと生産量も多くないが、今後ますます見ることが少なくなるだろう。

リトルミル1990 20年熟成

【評価】
グラスから立ち上るのは、穏やかで爽やかな草原を思わせる、うまみのある麦の香り。馬で駆け抜けるような躍動感。
口に含めば、鉛筆画の小品を見ているような印象。壮大ではないが、繊細さと素朴さを味わう。みずみずしいタッチで先ほどの馬に乗って駆け抜ける姿が浮かぶ。オイリーな木枠。
まるで線画を複数毎つなげ合わせた、原始的でぬくもりのあるアニメーションを見ているかのようなウィスキー。

【Kawasaki Point】
83point

【基本データ】
銘柄:LITTLEMILL 1990 20yo(リトルミル 1990 20年熟成)
地域:Lowland, ローランド
樽: Sherry, Oak, シェリー、オーク
ボトル:The Whisky Agency & Three Rivers ウィスキー・エージェンシーとスリー・リバースの共同リリース

リトルミル蒸留所が閉鎖される2年前の1990年蒸留

鉛筆画の小品を見ているような印象