レビュー:トリスハイボール缶

トリスハイボール缶を飲んだ。ポイントなし。
缶に描かれたアンクル・トリスが有名。その缶の香りやいかに。

【評価】
香りをかげば、ラムネソーダ、若干の華やかさ。
口に含めば、ほんのり甘く、にがみがバランスよく効いている。
お菓子のラムネがアルコールをまとったウィスキー。・・というか、ウィスキー味のラムネソーダ。

【Kawasaki Point】
-point(ポイントなし)
※この点数の意味は?

【基本データ】
銘柄:トリスハイボール缶
地域:日本
樽:不明
ボトル:オフィシャルボトル


お菓子のラムネがアルコールをまとっている


レビュー:角ハイボール缶 濃いめ

角ハイボール缶 濃いめを飲んだ。ポイントなし。
角ハイボール缶に続いてのレビュー)


【評価】
香りに集中すれば、クリア、薄い森林。
コクがあり、苦味が柔らかい。鉄の味だが、まろやかさをつれてくる。あっさりとした爽やかな後味。
角ハイボール缶よりも飲み物として完成されている。アルコールと炭酸とウィスキー風味、そしてコストのバランスが良く考えられた、缶の限界までいった(2/10 レビュー:白ハイボール(缶)で「バツグンの出来」という表現を与えたのでこの表現は撤回)ウィスキー。

【Kawasaki Point】
-point(ポイントなし)
※この点数の意味は?

【基本データ】
銘柄:角ハイボール缶
地域:日本
樽:不明
ボトル:オフィシャルボトル


鉄の味だが、まろやかさをつれてくる


レビュー:角ハイボール缶

角ハイボール缶を飲んだ。Pointなし。
コンビニのお酒コーナーに並ぶ飲み物として独自の地位を築いている。その香りやいかに。

【評価】
グラスに顔を近づければ、いわゆるアルコール臭、線香と水仙、ほんのり煙たい。夏祭り、ヨーヨー釣りと金魚すくい。
口に含むと煙たさが拡がる。苦味はタバコの煙。缶の味。のどごしは鉄の味。くぐもったフルーツの香り。
苦味がうまみに昇華できていないウィスキー。・・ウィスキーというより、ビールの変り種。
キレイな女優さんに出されたらガマンして飲みたい。

【Kawasaki Point】
-point(ポイントなし)
※この点数の意味は?

【基本データ】
銘柄:角ハイボール缶
地域:日本
樽:不明
ボトル:オフィシャルボトル


いわゆるアルコール臭、線香と水仙、ほんのり煙たい。

苦味はタバコの煙。缶の味。

キレイな女優さんに出されたら・・・





ウィスキーを飲むなら休肝日は必要か?

ウィスキーを好きで、健康が大切なら、「休肝日」について考えたことがあるかもしれない。

なんせアルコールは魅惑的だ。
飲みたいという誘惑と、生きたいという欲望、天秤にかければ結論は「飲みすぎは良くない」ということになる。あるいは「死ぬときゃ死ぬ」と考えを放棄するか。どちらも実際の健康には役に立たない決意だ。
具体的にどうするのがよいのだろうか?

休肝日の必要性

「休肝日」は必要なのだろうか?答えは、ノーだ。
実は休肝日があるかないかは、その人の健康と関係がない。アルコールはどこまでいっても「摂取量」がポイントだ。飲まない日をいくらつくっても、飲む日にたくさん飲むと死亡リスクが高まる。
では飲む量はどの程度が健康リスクが低いのだろうか?
ウィスキーのストレートでは、1日当たり2~4杯までが健康リスクが低いレベルだ。
当然ながら適量は個人差があるが、それはこの記事では言及できない。では、自らの身体の「NGサイン」にどうすれば気がつけるのだろう?


身体のNGサイン

肝臓は沈黙の臓器と呼ばれ、パンクしてから自覚症状が現れ、そのときにはすでに遅いから要注意だ。もっと前に気づける身体のNGサインは、二日酔い(アルコールの消化が追いつかない)、けだるさ、それから「アルコールを欲する精神状態」だ。もしあなたが平気で2日間(48時間)禁酒できなければアルコールへの依存度が黄色信号だ。そろそろ量を減らしたほうがいい。

ちなみに筆者はいずれのNGサインもないが、実は「飲まない日」を意図的につくっている。最初に言ったことと違う!と思われるかもしれないが、理由があるので、あと少し読んでほしい。


それでも休肝日があった方が良い理由

アルコールの摂取量こそ大切で、飲む日飲まない日はたいした問題ではない。それでも筆者は週に2日間の休肝日をつくっている。ただ、正確には休肝日ではなく、休脳日なのだ。どういうことか?
実はアルコールは眠りを浅くする。すると、寝ている間の修復機能(各種ホルモンの分泌量)が弱まる。
だから、寝酒を避けること。一番いいのは、その日飲まないこと。
肝臓の強い弱いはかなり個人差があるが、アルコールが睡眠の妨げとなることは100%立証されている。
だから、休肝日ではなく、休脳日として「飲まない日」をつくるのがよいのだ。


ウィスキーと休肝日のまとめ

  1. 休肝日のあるないはさほど重要ではない
  2. むしろアルコールの摂取量こそ大事。ストレートなら日2~4杯にとどめるべき
  3. 身体のNGサインは見逃さない(二日酔い、けだるさ、アルコールを欲する精神状態)
  4. 睡眠(脳の修復機能)のため「飲まない日」はつくる方がよい



以上を頭の中に、あなたもよいウィスキー・ライフを。


生命の水と呼ばれるウィスキーは、スマートに飲みたい酒。