レビュー:余市20年

余市20年を飲んだ。97点。

【評価】
グラスから立ち上る香りは、きわめてフローラル。
フローラルの甘さの中に、自然な重みと塩っぽさを感じる。いつまでも嗅いでいたい樽香。
口に含めば、一瞬で蒸発する甘さと、焦がしたチョコレートのニュアンス。まるで樽の中に深く沈み込むかのよう。ボディが利いており、その多重的な味が、バッハのG線上のアリアを思わせる。
香りの中に引き込まれる。味わうためのウィスキー。

【Kawasaki Point】
97point

【基本データ】
銘柄:余市20年
地域:余市(北海道)
樽: Sherry, シェリー
ボトル:Distillery Bottle, オフィシャルボトル


余市20年。香りと味はG線上のアリアを彷彿させる。



北海道は余市蒸留所の場所を確かめてほしい。
ジャパニーズウィスキーの父、竹鶴政孝が追い求めた、理想の地だ。

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