レビュー:SMWS 秋の試飲会 2014 ~13本のレビューを一挙掲載~

スコッチ・モルト・ウィスキー・ソサエティの秋の試飲会に行ってきた。(The Scotch Malt Whisky Society Autumn Bottles Sampling)
この試飲会は、季節ごとに開催される、5,000円(会員4,000円)で12~13本のウィスキーがテイスティングできるおトクなイベントだ。

SMWS、スコッチ・モルト・ウィスキー・ソサエティという長い名前は、世界最大のウィスキー愛好家団体のことをさしている。世界各地の樽を買い付け、よい頃合いに“樽出しそのまま”でリリースされるそのボトルは、会員でしか買えないが、バーなどではお目にかかることがある。

今回も13本のウィスキーのレビューを、ランキング形式で一挙掲載する。

同じボトルデザイン。ラベルだけが違うSMWSのボトル。

第13位
121.72 Isle of Arran 1998 15yo(アラン 1998 15年熟成)
【Kawasaki Point】
56point
【評価】
その香りは、松林、チョコレートの銀紙。
口に含めば、チョコレートケーキの欠片。
鳥が飛び去った後、羽音を思い出すような、一瞬の、あまり気に留めない出来事のような。


第12位
95.16 Auchroisk 1990 23yo(オスロスク 1990 23年熟成)
【Kawasaki Point】
68point
【評価】
香りは、カカオの多いチョコレート。カラメルを焦がす。
口に含めば、砂糖が弾けて、チョコレートブラウニーを食べる感じ。

 
同点第9位
1.181 Glenfarclas 2002 11yo(グレンファークラス 2002 11年熟成)
【Kawasaki Point】
76point
【評価】
香りは甘酸っぱい。使い込んだ木のデスク、インクが沁みている。校庭に現れた夏のカゲロウ。
口に含めば、その印象は攻撃的なようで、静かである。誰もいない図書室で読みふける本。


同点第9位
29.155 Laphroaig 1995 18yo(ラフロイグ 1995 18年熟成)
【Kawasaki Point】
76point
【評価】
グラスから立ち上る香りは、高音だけで奏でたヴァイオリン三重奏。厳しい冬の寒さと、その寒さのための心ばかりの一斗缶での焚き火。
口に含めば、上品な花の蜜を集め、灰を振りかけたようだ。


同点第9位
73.66 Aultmore 1989 24yo(オルトモア 1989 24年熟成)
【Kawasaki Point】
76point
【評価】
その香りは、古い屋敷のようであり、太い木の柱、石畳、ぽたっ、ぽたっ、と水の音が聞こえる。
口に含めば、すごく濃く、甘く煮たマスカットのよう。

あらかじめ注がれたウィスキー。さまざまな香りを放つ

第8位
53.209 Caol Ila 1995 15yo(カリラ 1995 18年熟成)
【Kawasaki Point】
78point
【評価】
グラスに鼻を近づければ、渋い香り。海辺の雑木林。オイルサーディンの缶詰を温めるための小さな焚き火。海の音。
口に含めば、潮、生牡蠣。海藻。
無愛想な男に黙って注がれたい。


第7位
117.4 Cooley 1991 22yo(クーリー 1991 22年熟成)
【Kawasaki Point】
79point
【評価】
香りは、花畑に水晶玉をかざして、凝縮した風景。グラスいっぱいに甘いガムを詰め込んだような。
口に含めば、そのガムを噛んだような甘みが広がる。


第6位
3.216 Bowmore 1995 18yo(ボウモア 1995 18年熟成)
【Kawasaki Point】
82point
【評価】
この香りの果汁感!スイカ、パイナップル、木苺、マンゴー。
口に含めば、そのまま舌の上でフルーツの幸福を分け与える。そして灰。
よくまとまったウィスキー。

参加者は口々に感想を

第5位
9.92 Glen Grant 1990 23yo(グレングラント 1990 23年熟成)
【Kawasaki Point】
84point
【評価】
その香りの印象は、イタリアの婚礼音楽。カッチリした雰囲気もあるのにどこか陽気。
口に含めば、あっさりとしているのに力強い。

ボトルはどれも個性的


今回はなんと、同点1位が4つ。飛び抜けたものはなかった。


同点1位
50.57 Bladnoch 1990 23yo(ブラッドノック 1990 23年熟成)
【Kawasaki Point】
86point
【評価】
グラスに鼻を近づければ、乳酸。日にやけた木。旨味を感じる香り。
口に広がるのは、しめ鯖の寿司の旨味。


同点1位
39.102 Linkwood 1990 23yo(リンクウッド 1990 23年熟成)
【Kawasaki Point】
86point
【評価】
グラスから立ち上る香りは、クリーミーで、穏やかな詩を読んでいるような気持ち。香水としても成り立つ陶酔感。
口に含めば、スイカに生クリームを塗って食べた感じがする。


同点1位
2.86 Glenlivet 1992 22yo(グレンリベット 1992 22年熟成)
【Kawasaki Point】
86point
【評価】
魅惑の香り。
口に含む。あぁ、華やか。遠い憧憬を眺める、小春日和の午後。


同点1位
76.117 Mortlach 1988 25yo(モートラック 1988 25年熟成)
【Kawasaki Point】
86point
【評価】
グラスから立ち上る香りは、土に染み込んだセメダイン。野菜のタネ。夏野菜を水で洗う。
口に含めば、上質な和食を味わった後に感じるバランス感。



サンプリング会は終わり、肌寒い秋の夜に、参加者は散り散りになっていく。今回は突出したウィスキーはなかったように感じられた。それは多くの参加者の共通した意見だったが、われわれは単に贅沢なだけなのかもしれない。
ウィスキーという単なる液体に、ついドラマのような感動を求めてしまっているのだから。



レビュー:ラガブーリン 2010 12年 甘いイチゴのコンポートと・・・

Lagavulin 2010 12yo Limited(ラガブーリン 2010 12年熟成 限定)を飲んだ。87点。
アイラ島という小さな島にあるラガブーリン蒸溜所のシングルモルト、ラガブーリンは16年熟成がもっとも有名であるが、12年熟成のものは本数限定でリリースされている。
映画『天使の分け前』では「アイラ島のプリンス」とも表現されていたラガブーリン、はたして12年熟成はどのような香味だろうか?


【評価】
グラスに鼻を近づければ、白い薬袋、花畑、暖炉の灰。すぅーと甘い香りが立ち昇る。フレッシュな梨をすり潰して。
口に含めば、甘いイチゴのコンポートとバニラアイス。雨の日のアスファルト。そのまま、香りの中にある何かを追いかけるが甘く包まれ方向感覚を失う。
落ち着く香りと、雨の日の読書。

【Kawasaki Point】
87point

【基本データ】
銘柄:Lagavulin 2010 12yo Limited(ラガブーリン 2010 12年熟成 限定)
地域:Islay, アイラ
樽:American Oak, アメリカンオーク
ボトル:Distillery Bottle, オフィシャルボトル


うっすらと舟が描かれている

ナチュラルカスクストレングス
加水していない、という意味

甘いイチゴのコンポートとバニラアイス

白い薬袋、花畑、暖炉の灰

落ち着く香りと、雨の日の読書。


ラガブーリン蒸溜所はアイラ島というイギリスの小さな島に位置している。地図を拡大してみて。



レビュー:バルブレア1989 まるで草原に吹く風を・・・

BALBLAIR 1989 24yo(バルブレア 1989 24年熟成)を飲んだ。93点。
バルブレアといえば、ブレンデッドウィスキーの「バランタイン」の原酒としても有名で、シングルモルトとしてはあまり馴染みがないかもしれない。最近では『天使の分け前』という映画のメインロケ地として注目された。
ところで、近ごろのバルブレアのオフィシャルボトルは箱のデザインのインテリア性の高さも注目に値すると思う(参照:オフィシャルページ)

さて、このウィスキーの香味やいかに。

バルブレア1989
パッケージとボトルデザインはシリーズ化されている

【評価】
グラスに鼻を近づければ、木のふしあなから覗く草原。樹齢の若い木。ただしそのシグネチャー(特徴のある形)はすでにはっきりとしている。夏のコテージ。
口に含めば、夏草。さわやかさと、くつろぎ。まるで草原に吹く風を両手を広げて感じているかのような。ほんのわずかなイチゴ。
牧歌的でありながら上品。幸せに包まれて生まれてきた子羊を見つめるあたたかな周囲の目のような。

【Kawasaki Point】
93point

【基本データ】
銘柄:BALBLAIR 1989 24yo(バルブレア 1989 24年熟成)
地域:Highlanda, ハイランド
樽:Oak, Bourbon,  オーク、バーボン
ボトル:Distillery Bottle, オフィシャルボトル

近ごろはパッケージデザインの美しいボトルが増えている

"B"


1989蒸留 2013瓶詰め


バルブレア蒸溜所の位置を地図で確かめてみて。



レビュー:カバラン ポーディアム ショートケーキの生クリームの濃度で・・・

KAVALAN Podium(カバラン ポーディアム)を飲んだ。88点。
ウィスキーといえば、イギリス、日本、アイルランド、アメリカ、カナダが有名だが、近頃はニューワールド・ウィスキーと呼ばれる比較的新規参入の国々のウィスキーも楽しまれている。
カバランは台湾のウィスキーで、暑い国なので熟成はかなり早く進むらしい。
この“ポディウム”はおそらくオーケストラの指揮台を指しているものと思われる。カバランの他のシリーズではコンダクター(頂極指揮)とか、ソリストなどの音楽に関係するタイトルがつけられているからだ。

さて、このウィスキーの香味やいかに。

カバラン ポディウム(ポーディアムとも)
ウィスキーインポーター田中様よりご提供御礼

【評価】
グラスにそっと鼻を近づければ、崇高なハチミツの香り。メリーゴーラウンドのキラキラした一瞬を切り取ったかのよう。そして、日本家屋の柱。
口に含めば、ライトで奥ゆかしい甘み。ショートケーキの生クリームの濃度で舌に襲ってくるが、すっと引いていく。木の渋みも味わわせるがあくまで穏やか。その様が面白く、もう一口、含みたくなる。
上品な甘みを味わいたければ、どうぞ。

【Kawasaki Point】
88point

【基本データ】
銘柄:KAVALAN Podium(カバラン ポーディアム)
地域:Taiwan 台湾
樽: American White Oak,   アメリカンホワイトオーク
ボトル:Distillery Bottle, オフィシャルボトル

くどくならない紫


崇高なハチミツの香り

もう一口、含みたくなる





レビュー:グレンドロナック バッチ3 甘くて少しミルキィな・・・

GLEN DRONACH CASK STRENGTH BATCH3(グレンドロナック カスクストレングス バッチ3)を飲んだ。85点。
同蒸留所のカスクストレングスシリーズの3番目のリリース(参考「カスクストレングスとは」)。グレンドロナックと言えば、シェリー樽が濃くでているイメージがある。ウィスキー原酒を「どんな樽で熟成させるか」は、そのウィスキーの個性を決定づけるが、一般にシェリー樽熟成させたウィスキーはチョコレートのようなキャラメルのような、その他のフルーツのような、「深い」甘みをかたちづくる。

さて、このボトルの香味やいかに。

グレンドロナック カスクストレングス バッチ3

【評価】
グラスから立ち上る香りは、スモークしたハチミツを木の器に入れて食卓に載せる。同じ食卓にグリルしたチキンがあり、ブラックペッパーが効いている。手前の左のハチミツ、右にチキン、そして奥の方にグレープフルーツ。
口に含めば、甘くて少しミルキィなキャラメル。焦がした木片。
おっとりとしているが深い。

【Kawasaki Point】
85point

【基本データ】
銘柄:GLEN DRONACH CASK STRENGTH BATCH3(グレンドロナック カスクストレングス バッチ3)
地域:Highland, ハイランド
樽:Oak, Sherry, オーク、シェリー
ボトル:Distillery Bottle, オフィシャルボトル

ボトルキャップには「グレンドロナック蒸溜所」とある

ジェームス・アラダイスが1826年に創業した
グレンドロナック蒸溜所

BATCH 3
しっかりと濃い色

ノンチルフィルタード=冷却濾過せず、樽のほぼ全成分をそのままに
ナチュラルカラー=色素を添加せず樽からだしたそのままの色


ミルキィなキャラメル。焦がした木片。

「グレンドロナック」は「クロイチゴの谷」、という意味。蒸溜所の場所を地図で確かめてみて。




これからニッカのウィスキー工場「余市蒸溜所」を見学する人へ

今年2014年はニッカウヰスキーの80周年であり、創業者の竹鶴政孝(たけつるまさたか)をモデルとしたNHKドラマ「マッサン」が公開になるとあって、ニッカの北海道工場である「余市蒸溜所」の見学が盛り上がっている。

このウィスキーブログは一企業の周年に興味はないが、それがジャパニーズ・ウィスキーの歴史と重なるとあっては、無視できない。世界5大ウィスキーのひとつに数えられる日本のウィスキーがいかに生まれたか、どんな情熱的な男がそれをもたらしたか、その答えは「余市蒸溜所(よいちじょうりゅうしょ)」にある。

余市蒸溜所はニッカウィスキーの北海道工場だ。
この記事では、これから工場見学をしようと思う人、また工場見学はできないが興味がある人へ向けて、いかに余市蒸溜所が美しいかも含めて、役立つ情報を提供する。


余市蒸溜所は、なにがすごいの?

息を呑むほど美しい風景と、おいしい空気

余市蒸溜所で最初に目に入り込んでくるのは、特徴的な屋根の形がリズムを作っている美しい風景だ。

写っている人がとても小さい。スケール感が伝わるだろうか。

青い空、白い雲。東京ドーム3個分の敷地面積の中に、これらの美しい建物と、ウィスキーをつくるための設備がゆるやかに配置されている。歩くたびにウィスキーが吸っているのと同じおいしい空気を吸うことができる。


ジャパニーズ・ウィスキーの父が「本当に作りたかった」ウィスキー工場

日本に今のウィスキー文化があるのは、ジャパニーズ・ウィスキーの父と呼ばれる「竹鶴政孝(たけつるまさたか)」のおかげである。彼が1900年代初頭(大正時代)に単身、ウィスキーの本場英国にウィスキーづくりを学びにいかなければ、日本にウィスキーづくりはもたらされなかった。
彼には「日本初のウィスキー工場長」という地位があり、大きな会社の雇われの身という安定があった。しかし、それでも彼の“理想”とするウィスキーづくりへの情熱が、会社を辞め、北海道へ移住し、自身の会社を興すという一見すると“苦労の道”を選択させたのだった。そして、その“理想の地”こそが余市であり、「本当につくりたかったウィスキー工場」が、余市蒸溜所だ。

(参考書籍)
ヒゲのウヰスキー誕生す (新潮文庫)
参考書籍:ヒゲのウヰスキー誕生す (新潮文庫)

どこにあるの?蒸溜所へのアクセス

余市蒸溜所の場所は、北海道は余市(よいち)町だ。札幌から西にバスかJRで約1時間~1時間40分(JRは本数が少なく乗り換えもある)。
(参考サイト)ニッカによる『余市蒸溜所見学ガイド

ガイド付きがオススメ

蒸溜所についたら、30分間隔でスタートする60分の蒸溜所内ツアーを利用するのが楽しく、わかりやすいだろう。もちろん、その後に自由に見て回ることもできる。
※天候が悪いとガイドあるなしにかかわらず見学自体がほぼできないことがある。気になる場合は事前に電話してみよう。


見学の訪問レポートはある?

当ブログでは幸運なことに、余市蒸溜所の非公開部分も含めた見学をさせてもらったレポートを1~8まで掲載している。かなり詳しくボリュームのあるレポートなので、見学できる人もできない人も、ぜひ読んでほしい。

1 はじまりと役員室編

日本で最も北にあるウィスキー工場といえば、ニッカの「余市蒸溜所」だ。一般非公開の竹鶴政孝が会議した役員室とその窓からの眺めを公開。

2 キルン塔編

ウィスキーが製造される一番最初の工程として案内されたのは「キルン」という建物だった。

3 糖化釜(とうかがま)編

ウィスキーの原料である発芽した麦を「糖化釜」と呼ばれるでっかい釜で、お湯をつかってぐるぐるかき混ぜると・・・あたりには甘い香りが立ち込め・・・

4 発酵槽編

発酵槽(はっこうそう)が担当しているパートはなにか?それは、「アルコールをつくり出す工程」だ。

5 蒸留器編

ウィスキー蒸溜所の中で、一番華やかな工程と言っても過言ではないだろう。なんせ蒸溜所とは「蒸留をする所」なのだから。職人の間近で撮影した動画も公開。


6 熟成編

ウィスキーのもっとも神秘的なパートであり、多くの人を惹きつけてやまない魅力であり、最高の価値、それはウィスキーができるまでに費やされた「時間の価値」だ。
ニッカのご厚意で、一般非公開の「旧竹鶴邸」内部を見せていただけた。マッサンとリタとの暮らしぶり。


当初想定より反響が良く、未紹介の写真もかなりの数があるため、さらに蒸溜所内の様子を追加でレポートした。



見学の旅に必要な物は?

私の経験から、北海道の余市蒸溜所への旅に必要なモノをリストアップした。ご参考までに。

あたたかい衣服と滑らない靴

冬場の話ではあるが、ダウンジャケット(フード付きが最強)やヒートテックのような温かい衣服と、マフラー、手袋、イヤーマフか帽子があったほうが良い。靴はできれば底がゴムが良い。北海道のコンビニでは靴に装着できる“すべりどめの靴底”が売られているはずだ。

モバイルバッテリー

夢中になって写真や動画を撮っていたら、携帯の充電はすぐ切れてしまう。せっかく現地に行ったのにもったいない。充電の心配が不要になるモバイルバッテリーは必須。1個カバンに忍ばせておけば、スマホを3回ぐらいフル充電できる。
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飲むときの味方

ノ・ミカタのような飲むときの強い味方。飲み過ぎは良くないけれど、せっかくの旅行でうっかり飲み過ぎてしまった時にダウンすることがないよう、念のためのサポート。効果は人により異なるので、飽くまでも念のためだ。現地でドラッグストアを探すのは面倒なので、旅立つ前に入手しておきたい。ドリンクタイプではなく、顆粒や錠剤のタイプが持ち運びに便利。

ノ・ミカタ 30本入箱
参考商品:ノ・ミカタ 30本入箱
(他にはウコンの力やヘパリーゼがある)

旅行ガイド

せっかく北海道に来たのだから、ついでに小樽や札幌も少し見て帰ろうか、という場合には旅行ガイドも役に立つ。北海道は魚介が美味いのでぜひ味わってほしい。
参考サイト:小樽観光協会の「おたるぽーたる
参考サイト:札幌市の「さっぽろ観光ナビ
参考サイト:サッポロビールの「工場見学

ことりっぷ 札幌・小樽 ニセコ・旭山動物園 (国内|観光・旅行ガイドブック/ガイド)
参考書籍:ことりっぷ 札幌・小樽 ニセコ・旭山動物園 (国内|観光・旅行ガイドブック/ガイド)




以上の情報を参考にして、存分に余市蒸溜所を愉しんでほしい。そしてできれば、それまでの厚待遇を捨て、北の大地で0からウィスキーづくりをした“マッサン”こと竹鶴政孝の、燃えるような情熱に思いを馳せてみてほしい。彼のお陰で、今のジャパニーズ・ウィスキーはあるのだ。

どうか、よい旅を!